カレーでみんなを「CONNECT」する会

2021年4月1日

先週末、人形町にあるイベントスペース「日本橋CONNECT」で行われた「にほんばしカレーくらぶ」というイベントで、スパイスカレー作りの担当をさせていただきました。

同イベントは、今回で数えて6回目になるのだそうですが、昨今の社会事情の影響等もあって、昨年6月のオンラインイベントを最後に、ずっと中断していたとのこと。
今回、それを再開するにあたって、カレーを作る人が必要になるということで、自分にその白羽の矢がたったというのがその経緯です。

昼過ぎに会場に到着し、運営側のスタッフと近くのスーパーへと買い出しした後、材料を切ったりなどして仕込みをしていきます。

と、ここで想定外の出来事が…
タマネギをいくら炒めても、なかなかアメ色になってくれない。
今回の参加者数を考慮し、普段作っている4人前の3倍程度の分量で作っていたのですが、火の通りもその分時間が掛かってしまうということを、十分考慮できていなかったようです。
一応、過去にこの位の量を作る経験もしてはきましたが、ちょっと久しぶりということで、その感覚も鈍ってしまっていたようです。

そうこうしているうちに、だんだんと迫ってくる開場の時間。
遅れはどの位許容されるものか尋ねてみたところ、最初のうちは、会場の設備にある鉄板を使ってナンを焼く時間にするので、最大一時間位ならなんとかなるとの事。

いつも作る量と違うというところで、もう一つの難所となるのは、投入する塩の量。
スパイスカレーの味つけは、ほぼほぼ塩の量で決まるのですが、入れすぎてしまったらすべてが台無しになってしまう。
時間も気にしつつも、慎重に少しずつ塩を加えながら、そのたびに味見をしてみます。
普段決してそんなこともしないのですが、「頼むから、どうか美味しくできてくれ🙏」と、心の中で願わずにはいられませんでした😓

こうして、開場から少し経った位のところで、何とかカレーが完成。
もう一品、おかずのサブジ(スパイスの炒めもの)の調理に取り掛かります。

少し心の余裕ができたところで、自分もナン作りに合流。
やり方を教わりながら、団子状になっていた生地を均一に伸ばしていくのですが、これがやってみるとなかなか難しい。。
中には大穴の空いたナンを持つ人も😁
皆一様に、無心になって楽しそうにナンを捏ねていた姿が印象的でした。

一通りナンが行き届いたところで、おかずも完成し、お待ちかねの食事タイム。
用意したのは、ほうれん草の鮮やかな緑が特徴的な「サグチキンカレー」と、ブロッコリー、じゃがいも、おくらをスパイスで炒めた「たっぷり野菜のサブジ」の二品。

お口に合うかどうかという多少の不安はありましたが、どうやら皆さん美味しくいただいていた様子。
心からほっとしたのと同時に、自分が作ったものを喜んで食べてもらえることって、本当にありがたいし嬉しいことだなということを、改めて実感した瞬間でした😊

食べ終わったところで、皆でお互いの自己紹介。
中央にある大きなプロジェクターに、それぞれ話されたことを書いていきます。
さまざまな職種の、そしてさまざまな年齢層の方々が参加されていましたが、おすすめのトッピングとかお店とか、カレーに対して一家言を持つ、熱量のある方々ばかりでした

その後、一通り歓談し、散会の時間となりました。
「サグチキンカレー」はほぼほぼ完食。少し残った分は、「明日の昼食で食べたいから持っていってもいいか?」というありがたいお申し出もいただきました。

にほんばしカレーくらぶ」は、今後も引き続き、定期的に行っていく予定とのこと。
カレー作りという役割、そして出会いを与えていただいたことに心より感謝です😊