「初代タイガーマスク」こと佐山サトル氏が主宰する、リアルジャパンプロレスの興行を観に行ってきました。
平日の割にはまずまずの入りで、リングサイド席には『ハマの大魔神』佐々木元投手や、ボクシングの亀田興毅選手らも駆けつけていました。
この日の試合は、ダブルメインイベントの2試合をはじめとする計8試合。
メインの1試合目は、初代タイガーマスクと、フリーとして現在も活躍中の斎藤彰俊選手との試合。
初代タイガーは、斎藤選手の猛攻を受けフラフラになりながらも、起死回生のタイガースープレックスで、見事逆転勝利を収めました。
80年代、かつて毎週テレビで見ていたあの頃と比べると、やはり体型とか動きに見劣り感はイナめませんが^^; 、56歳になった現在も、蹴りには相変わらず鋭さとキレがあり、空中殺法にも果敢にトライしようとする姿勢には心打たれました (*^^)v
そしてメインの2試合目は、大相撲の元関脇、貴闘力のプロレスデビュー戦となる試合。
相手は、これまでも散々暴行、挑発をされ続けられ、ついにはデビューするきっかけとなった因縁の相手、大仁田厚選手らとのタッグマッチ。
リング上には、有刺鉄線を巻きつけられた机や椅子が無造作に持ち込まれ、のっけから荒れ模様の展開に (・・;)
毒霧や凶器攻撃による流血などで顔を真赤にさせながらも、相撲で鍛え上げた頑丈な体で、相手の攻撃をものともせず、フィニッシュは大相撲の現役時代を彷彿させる、強烈なカチ上げ式の張り手をお見舞いし、見事に勝利を収めました。
参加選手達は、どちらかと言うと、そういえば昔よく名前聞いたな、という方達が多くいる構成。
50、60代の選手達も普通にいたりして、元気なおじさんたちが増えたもんだな、と感心させられました。
休憩中は、佐山氏による、『初代タイガーマスク基金』の活動報告などがあったりしました。
どうやら現在は、アニメのタイガーマスクさながら、福祉施設を訪れて寄付を行う活動などもされているようです。
「タイガーマスク」の名の下に、多くの団体から選手達が集まって成り立っているこの大会。
最後こそ大荒れだったものの^^; いつもの老舗団体の観戦とはまた違った雰囲気で、どこか暖かさ、懐かしさを感じたひとときでした (*^^*)