2022年4月17日、カシマスタジアムで行われた、J1リーグ第9節 鹿島アントラーズ対名古屋グランパスの試合を見に行ってきました。
早朝7時に、東京駅のバスターミナルから鹿島神宮行きのバスに乗車し、約2時間掛けて鹿島神宮駅に到着。
試合開始は15:00からとまだ十分に時間があるので、鹿嶋市内を少し観光することにしました。
鹿島神宮駅から、北の水戸方面に向かう9:16初の電車に乗り、向かった先は、「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅」
なんでも、ここは「東」日本一長い駅名なのだとのこと。
9:30頃、同駅に到着し、駅から東の方に歩いて、目的地の「大野潮騒はまなす公園」へと辿り着きました。
同公園の名所は、日本一の長さを誇るという、全長154mのローラー滑り台。
すでに何組かの家族連れの方々が居て、子供たちが楽しそうに滑っていました。
当初は、せっかくなので滑ってみようかとも思っていましたが、滑っているのは子供達ばかりで、大の大人が滑るのもなんとなく気恥ずかしい感じ。。
公園内には、歴史資料館やプラネタリウムもあるということで、時間があれば行ってみるつもりだったものの、気にしなければならなかったのは大洗鹿島線の出発時刻。
次の鹿島神宮駅方面への出発時刻が10時15分、それを逃してしまうと次は2時間後になってしまうということで、10時には公園を出て駅へと向かわなければならない。
ということで、同公園の滞在時間は、実質約20分程度。
できればもっとゆっくり散策したかったところだけど、これも「田舎あるある」ということで、仕方のないところです。
10時30分に鹿島神宮駅に到着し、駅から20分程歩いて鹿島神宮へと向かいました。
今回で3回目の鹿嶋市訪問でしたが、境内の中にまで入ってみたのは、実は今回が初めて。
敷地内は、かなりの樹齢が経っていると思われる古木が鬱蒼と生い茂り、荘厳な雰囲気を醸し出していました。
境内には「鹿園」もあり、約20~30頭の鹿が飼育されています。
なんでも鹿島神宮にとって、鹿は由緒ある生き物という位置付けなのだとか。
近くにある売店で、鹿用のエサを購入し、鹿たちに与えることもできるのだそうです。
11時30分、鹿島神宮のすぐ近くにあるレストラン、「Paradise Beer Factory」に向かい、ランチをオーダー。
同店は、自社の農園で、自然栽培によって育てた野菜等を使った作った料理を振る舞うレストラン。
鹿嶋に来た時は、必ず来訪する行きつけのお店です。
一年前の訪問時はランチプレート等もあったのですが、どうやら野菜の収穫量の兼ね合い等の理由で、今はピザのメニューしか提供されていないとのこと。
ということで、ここでしか味わえないという「マチルダトマト」という品種のトマトをふんだんに使用した「ピッツァ・マチルダ」と、自家醸造のクラフトビールをオーダー。
相変わらずの、すっとしたのどごしがたまりません。
12時30分に退店し、鹿島神宮駅からカシマスタジアムまで直通するシャトルバスに乗車。
13時にスタジアムに到着しました。
スタジアム内を散策して雰囲気を味わったり、同じく名古屋グランパスを応援する知人に挨拶したりして、15時の試合開始を待ちました。
この試合を迎えるまでの名古屋グランパスの順位は、18チーム中12位という成績。
直近の試合では、試合もやや不甲斐ない内容で負けている一方、相手鹿島アントラーズは、ここまで3位という好調のチーム。
負け試合を観させられることになるのかもしれない、ということで、今回生観戦しようかどうか、実は直前まで悩んでいました。
ところが、いざ試合が始まると、そんなイヤな予感を払拭させるかのような好調っぷり。
前半は特に、集中した守備でことごとく相手の攻撃の芽をつみとり、ほとんど何もさせなかったという印象。
後半は、やや押される展開となったものの、終始粘り強く守り切り、失点0で乗り切り、0対0のまま試合終了。
勝てなかったのは残念でしたが、終始気持ちの込もったプレイで、これからどんどん調子を取り戻していくことを予感させる試合となりました。
今は、遠路はるばる観に行って正解だったと思っています。
訪問のたびに、新たな発見のあるカシマの街。
また何か機会があった時に、まだ行ってないところとかも、いろいろ探索してみたいと思っています。