グランパス推しがより「推し」になる「推し旅」

「名古屋グランパス」と東海道新幹線「のぞみ号」とが、互いに30周年となるということを記念して行われた、JR東海が主催する特別観戦ツアーに参加してきました。
ツアーに参加できるのは抽選で20名ということで、ダメもとで応募したところ、見事当選。
以来ずっと、この日が来るのを心待ちにしていました。

この日に備えてレンタルしたミラーレス一眼
借りておいて正解だったと思います。
7:30東京発ののぞみ号
同じ車両に同士と思しき方々も何名か確認できました。

イベント当日は、早朝に東京から新幹線で名古屋へと向かい、そこから電車と徒歩で、目的地の豊田スタジアムへと向かいました。

この日の豊田スタジアム
天気は心配でしたが、晴れて何よりでした。
集合場所となった総合案内所

11時30分に指定の総合案内所で集合し、普段は入れない特別な場所に入るための入館パスと、当日の日程表を手渡されます。
その後、スタジアム内へと入場。
入館パスがないと入れない、ツアー参加者限定の専用ラウンジへと案内されました。

専用ラウンジ
ラウンジにあるバルコニーから撮った豊田スタジアム

ラウンジに入って、指定された席に置かれていたのは、事前に指定していた「推し」の選手のサイン入りレプリカユニフォームと記念のコラボノート。

サイン入りユニフォーム
サイン入り記念コラボノート

私が事前にサインを希望していた選手は、今度のカタールワールドカップの日本代表候補にもなっている相馬勇紀選手。
ノートの方のサインは、直筆のメッセージ付きでいただきました。
相馬選手、お時間をいただき本当にありがとうございました。

グランパスくんファミリー
参加者達と戯れる、の図

続いての時間は、グランパスマスコットチアグランパス達との記念撮影タイム。
まず来ていただいたのは、グランパスくんファミリーの皆さん。実は4体が一同に集まるのは、なかなかレアなことなのだそうです。
ツアーの参加者一組ずつ順番に、一緒に写真を撮っていただきました。

チアグランパスの皆さん
拗ねるグランパスくん…

その後、少し遅れてチアグランパスの皆さんも登場し、同様に一緒に写真撮影。
そして次に、チアグランパスだけの写真を撮りたいということで、要らないということになって拗ねるグランパスくん。
なかなか気の利いた対応するものだな、と感心させられました。

ゴール裏からの眺め
バックスタンド側からの眺め
グラウンド上では子供サッカー教室開催中
先生は元グランパス選手の中村直志さんなのだそうです
日の丸応援旗
身近でよく見るといろいろ文字が書かれています
アウェイ席のサイドスタンドからの眺め
リーグ戦を通じての最優秀選手に贈呈されるランクル賞

続いて、グランパス職員スタッフの方の誘導により、グラウンドレベルでのピッチの見学。
豊田スタジアムは地下2階から4階まであって、グラウンドがあるのは地下2階の部分。
観客席の傾斜は、できるだけ見やすいような角度で、というところを配慮した構造にしているのだそうです。

グラウンドレベルでスタジアムを一周できるのは、なかなかそうはない機会なので、興味の赴くままに写真を撮ったり、一緒に撮ってもらったりして過ごしました。

選手達を乗せたバスが到着
ロッカールームへと向かう選手の皆さん

ピッチ見学の後は、一旦ラウンジへと戻り、地下の駐車場へと移動して選手達のお出迎え。
しばらく待つと、選手達を乗せたバスが到着。
緊張のホーム最終戦の大事な試合前、さすがに声掛けすることなどはご法度ですが、中にはこちらに向かって会釈したり、手を振ってくださる選手もいました。

スタジアム内の記者会見場
椅子を2つあるのは通訳のためなのだそうです。

選手達を見送った後は、記者会見場へと移動しました。
おお、いつもDAZNで見ている光景だ!と感動。
後ろのついたてあるのは、現在の名古屋グランパスのスポンサーのロゴ。
現在210社程度あるのだそうです。
こちらでも参加者一組ずつ順番に、それぞれ思い思いのポーズで写真を撮っていただきました。

スタジアムギャラリー
懐かしのユニフォーム
グランパスのレジェンド 楢崎正剛選手
グランパス30年の歴史の年表
写真は2010年のリーグ優勝時のもの

ここで一旦解散となり、14時の次の予定まで自由行動。
一人一人に、メインスタジオ最前列にある「ロイヤルシート」のチケットが手渡されます。
スタジアム内にあるスタジアムギャラリーで、グランパスの30年を振り返る展示があったので、一通り見て回ってきました。

選手達のウォーミングアップの様子
ピッチレベルからのグランパスサポーターの様子

14時からは、ピッチサイドでの選手達のウォーミングアップの様子を見学。
声掛けはできませんが、写真はOKとのことでしたので、用意していたカメラのレンズを望遠に切り替えて、選手達を撮影しました。
撮影に夢中になっていて途中から気づいたのですが、どうやらオーロラビジョンで我々のことを映してくださっていたようです。

試合前の整列
先制点の瞬間
いいタイミングで撮れました
チャンスを作るものの追加点ならず…
後半直後に追いつかれたものの、再び勝ち越し
本日の入場者数
「推し」の相馬選手
攻撃の機会は少なかったものの、気迫溢れる守備で、再三チームのピンチを救ったのが印象的でした
ホーム最終戦は2-1の辛勝

試合開始15分前に解散となり、いよいよロイヤルシートからの試合観戦。
試合内容自体は、決してよかったとは言えないものの、FC東京相手に2-1で何とか勝利。
今回のプレミアムなツアーに花を添えていただきました。

初めてのロイヤルシート、いつもより近い距離で選手を感じることができて概ね満足でしたが、仕方ないとはいえ、どうしてもカメラの視界に入ってきてしまう前方の柵がもう少し低ければな、というのが率直な感想でした。

小西社長の挨拶
長谷川監督の挨拶
稲垣キャプテンの挨拶
試合ごセレモニーのようす

この日は、今年最後のホームゲームということで、試合後のセレモニーまで観戦。
社長、監督、キャプテン、皆言及されていた通り、今年のグランパスの成績は、決して皆が満足いくものではありませんでした。
来年の捲土重来を期待したいと思います。

夜の豊田スタジアム
スタジアム外の夜景
何ともえもいわれぬ光景でした

東京⇔名古屋間を日帰りの強行軍でしたが、グランパスサポーターとしてプライスレスな数々の体験を味わうことができ、とても充実した旅となりました。