雨中の鹿退治見物記(後編)

2021年3月30日

—–前編からの続き—–

半年振りのカシマスタジアム
カシマスタジアムの象徴「ジーコ像」

試合開始一時間前、目的のカシマスタジアムに着いた頃には、朝から降り続けていた雨が一層ひどく、更に風も強く吹きつけ、予定通り試合できるのか心配になるような荒天となっていました。
そのためか、前回ちらほら見かけたスタジアム周辺でのイベントなどもやっておらず、特に見るところもなさそうなので、そのままスタジアム内へと入場します。

スタジアムに入ると、「名古屋グランパスを応援する会」のメンバーの皆さんとご対面。
うち、「はじめまして」のお一人の方は、遠く三重県からいらしたとの事。
風雨を十分に凌げる屋根がないこと、アウェイチームのサポーターに優しくないこととかに、ちょっとご立腹のご様子でした (特に後者の方は、前回観戦時私も思い知らされたので、その気持ちよく分かります)

屋内で待機するグランパスサポーター達
試合開始前の練習nnのの様子

少しでも風雨を凌ぐため、時折、試合開始前の外の練習風景を見ながら、試合開始ギリギリまで屋内で待機していました。

試合開始前の挨拶
相手鹿島アントラーズの応援席の様子
「勝ちたい気持ちはあるのか?」横断幕が殺気立ってる^^;
前半のグランパスのピンチの場面
前半は0対0で折り返し

前半は、お互いにいいところも見せるも、得点までには結びつかないという、一進一退の攻防。
やや相手アントラーズの方が、ボールを待つ時間が長いといったような状況でした。

後半のグランパスのチャンスの場面
ついに待望の得点が入った瞬間!

後半に入っても同様の状況が続く中、10分程経過したところで、中盤での攻防で相手のパスをインターセプト(ボールを奪うこと)し、コーナーキックのチャンスを掴みます。
そして、コーナーキックからのこぼれ球から、鮮やかなミドルシュートの一閃!
遂に待望の先制点をゲットします。

当日の観客数
相手DF2枚目のイエローカードで退場

こうなると、これまでの5試合でわずか1失点という持ち前の堅守を発揮し、確実に相手の攻撃のを目を摘んでいきます。
それと同時に、リードされた焦りもあってか、相手アントラーズは、段々と荒っぽいプレイが目立つようになっていきました。ついに退場者も出て、一人多くなりより有利な展開となります。

グランパスの勝利を告げるスコアボード
試合後の選手達の挨拶

そしてついに試合終了のホイッスル!
前回半年前の観戦に引き続き、再びグランパスの勝利を見届けることができました👍

結果的には、前回の2-0の勝利時よりスコアが縮まったものの、相手にほとんどチャンスも作らせず、前回以上に安心して見ていられたような気がしました。
こんな雨で滑りやすいピッチコンディションの中、終始落ち着いたプレイを見せ、本当に強く、逞しいチームになったものだと感心させられます😃

一方、相手アントラーズは、やや調子を落としているのかなという印象。
いみじくも、「Paradise Beer Factory」の唐澤さんが言われていたのですが、今のアントラーズは「過去の栄光にすがりすぎている。」状況に見えるようです。

これでグランパスは、開幕から無傷の6連勝!
今年もまた、週末の試合観戦が楽しみになりそうです。