日本科学未来館で開催中の企画展「トイレ？ 行っトイレ！～ボクらのうんちと地球のみらい」を見に行ってきました。
これは、今まであまり語ることを憚られてきた「トイレ」や「排泄物」にスポットを当てて、さまざまな角度から見直していこうという、ある意味思い切った企画 ^^;
プロローグは、洋式便所の「トイレの助」君が、「くさい」とか「汚い」とか蔑まれていることに腹を立てるところから始まります。
最初の部屋では、さまざまな動物のうんちの展示、そしてうんちの形状によって、自分の体調などが分かることについての言及。聴けば整腸の知識が身に付く(?)という「整腸ラップ」の動画は必見です (^o^)
2番目の部屋では、トイレに居る時何している？というテーマ。
ここでは江戸時代の風流なトイレの展示、「おしっこ飛ばしゲーム」が楽しめます ^^;
3番目の部屋では、流されたうんちはどこへ流されていくのか、というテーマ。
ここでは、「うんち帽子」を被って滑り台を滑り降り、着いた先は下水道の管の中で、微生物達がうんちを分解している様子が映し出されます。
これ、結構グロい映像です…(*_*;
4番目の部屋では、未来のトイレの形についての考察。
宇宙船内で使われているトイレの展示と、うんちを原料に食料を生産する宇宙農場の試みが紹介されています。
5番目の部屋では、現在のトイレや排泄に関しての様々な問題をピックアップ。
学校でうんちすることができないとか、介護の現場での排泄問題、開発途上国でのトイレの事情、震災直後のトイレ事情.etc
人生のうちで、恐らく誰もが一度は見聞きするようなトピックが取り扱われています。
これらの部屋を通った後、知識を身につけ、「トイレありがとー」と感謝の意を伝えると、「トイレの助」君達が「これからもよろしく」と合唱するハッピーエンドを迎えます。
この合唱もある意味、なかなか心を打ちます… (^_^;)
少し早めの夕食は、5Fのカフェで「惑星カレー」と今回の企画とのコラボメニューの「腸元気！アサイーシェイク」
ブリット君、ブリットニーちゃんグッズも、なかなかの人気でした (^^ゞ
今までの同科学館の企画展の中でも、かなりシュールで、インパクトのあるものだったように思えました (*^^*)