酒と”眠り”と男と女

2020年10月25日

日本橋にある「8109~edock~」で行われた、「短眠サラリーマンがお伝えする 朝が1時間増える『楽ちん早起き術』」というセミナー・イベントに参加してきました。

「edock」というのは、江戸(edo)と、船着き場(dock)を掛け合わせた造語。
漫画「ワンピース」の如く、ルフィ達のような「冒険者」達が立ち寄って、互いに情報を交換したり、羽を休めたりして、また新たな力をつけて旅立っていく「船着き場」のような場所でありたいと、昨年10月にできたばかりの「コミュニティ・バー」だそうです。

edockは、日替わり店長制を採用していて、この日木曜日の担当は「スパイス店長」のひかりさん。
ひかりさんはイベントをコラボするのが好きとのことで、今回は、ご自身も興味を持たれたという「短眠」についていろいろと研究されているナスノさんとコラボして、このようなイベントを企画されたとのことでした。

今回お話しされたナスノさんは、都内の会社で勤務するサラリーマン。
昔から、日中「とにかく眠くてしょうがない。」という状況に悩まされ、何とかしようと思われたのが、睡眠についていろいろ学ぶようになったきっかけになったそうです。

まず話しされたのは、「寝る子は育つ」とか、「寝ると記憶が整理される」とか、「7時間睡眠が最も長生きする」とか、睡眠の常識とされていることって、実は意外と根拠が曖昧だったり、誰かの思惑により、論文などの都合のいいところだけを採用している可能性があったりするので、疑って掛かってみるのがよい、ということ。

次に話されたのは、今のこの眠気は、

入眠 ⇒ 睡眠 ⇒ 起床 ⇒ 覚醒

という、一日のライフサイクルのうち、どこの部分に起因するのかを見極めて、その対策を取るようにするのがよい、ということ。

ナスノさんの今の一日の平均睡眠時間は、3時間ほどの「ショートスリーパー」なのだそうですが、最初から短眠を目指そうとされていた訳ではなく、睡眠の常識を疑い、眠くなり原因を突き詰めていくことで、自然とそのようになっていったようです。

その他にも、快適な睡眠ライフを送るために役立つ書籍、ツール、ノウハウなどについてもご紹介いただきました。

セミナー終了後は、この日の参加者同士での交流会。
「edock」には、日本全国各地の日本酒が取り揃えてあり、少しずつ安価で嗜むことができるようになっています。
どれもあまり有名どころのものではないそうですが、人手不足や、昨今の情勢により危機に瀕している酒蔵を応援したいという意図もあるのだそうです。

ひかりさんに、自分もスパイスカレーが趣味でよく作っているということを話すと、スパイス談義でひとしきり盛り上がることに。
驚いたことに、「edock」は、私の最寄り駅の隣、中野・新井薬師にも2号店があるとのこと。
ひかりさんは、こちらでは水曜日の店長を担当されているのだそうです。

また中野の方にも立ち寄ってみると告げ、お店を後にしました。