先週末の2日間、近畿方面を旅してきました。
これから何回かに分けて、旅の様子を綴っていけたらと思います。
まず一日目に行ってきたのは、昨年5月に淡路島にオープンした「ドラゴンクエスト アイランド」
(以降、「ドラクエアイランド」と略します。)
ドラクエアイランドは、ゲーム「ドラゴンクエスト」の世界をリアルに体感できる、屋外型のフィールドRPGアトラクションです。
「オノコガルド」の世界に突如現われた、世界滅亡を目論む「大魔王ゾーマ」 を倒すための冒険の旅へと出掛けます。
施設内への入場を済ませると、冒険の遊び方について書かれた「冒険の書」、冒険の進捗をセーブするバッジ「冒険者のしるし」、腕輪を手渡されます。
そして次に、冒険者の名前、性別、4つの職業(戦士、魔法使い、盗賊、武闘家)から1つを選択し、ディスプレイに入力していきます。
1パーティでそれぞれの職業1人ずつ、最大4人で冒険をすることになるのですが、人数が足りない場合はコンピュータがキャラクターを割り当てるので、1人でも遊ぶことが可能です。
そして、アトラクション内での冒険のストーリーをSNS等で共有することや、謎解きに関わる写真を撮影すること等はくれぐれも控えるようにと、スタッフの方より、冒険するにあたってのルール等の説明を受けます。
準備が整い、オノコガルド城の王様との謁見。
王様から「大魔王ゾーマ」 を倒す使命を言い渡されると、いよいよ冒険へ旅と出発します。
最初に手渡させる「冒険者のしるし」をディスプレイの印のついた部分にかざすことで、町の人に話を聞いて情報を得たり、モンスターと戦闘をしたりすることができます。
また、宝箱を開ける時も、印の部分に「冒険者のしるし」をかざします。
冒険全体を振り返ってみると、一番苦労したのは、冒険前半のあるアイテム探し。
町自体の敷地はそれほど広くはないものの、「えっ、こんなところに宝箱あんの?」と意外な場所にあったりして、なかなか見つけるのに手こずりました。
でも、ここで町中をくまなく回った分、後で集めるはずだったアイテムがいつの間にかコンプリートできていて、楽することができました。
冒険を進めていくにつれ、ゲームさながらの世界観に没頭し、いつしか、戦士「ぜうす」(私がドラクエシリーズでいつも主人公に付けていた名前) になりきって、戦闘シーンでは ノリノリでポーズを取ってみたりもしていました。
この日の折からの強風に悩まされ、さらには謎解きのために敷地内をくまなく歩き回る必要があるということで、途中ヘトヘトになりながらも、何とか大魔王ゾーマの居る魔王城へとたどり着きます。
大魔王の強大な力にピンチに追い込まれながらも、最後は皆で力を合わせ、ついに強敵ゾーマを撃破!
こうしてエンディングを迎えた時の感慨はひとしお。
そして、ここでドラクエならではのフラグの回収もありました。
最後に冒険の記念として、希望する人には記念写真と冒険の記録が書かれたアルバムを購入することができます。
多少値が張り躊躇しましたが、せっかくの記念なので、思い切って購入することにしました。
大筋のストーリーは同じではあるものの、どうやらパーティーによって、宝箱の中身の入っている場所、依頼する人が微妙に変えられているようなので、何度来ても楽しめそうです。
冒険の前後で、ドラクエアイランド内にあるレストラン「ルイーダの酒場」に立ち寄り、特製のフードとドリンクとそれぞれオーダーしました。
昼食に選んだのは、ここに来たら必ず食べようと思っていた「はぐれメタルのスパイシーカレー」
はぐれメタルのあのドロっとした質感と形状が、なかなか忠実に再現されていました。
飾られている野菜は、はぐれメタルが生息していそうな、鬱蒼とした森を想起させます。
ちなみに、「はぐれメタルがあらわれた!」のダイアログボックスも食べられるようになっています。
オリジナルのコースターは、全何種類あるのかは分かりませんが、食事、 ドリンクをオーダーするたびに付いてくるようです。
また、ルイーダの酒場の建屋内にはおみやげ屋も隣接。
さまざまなドラクエグッズが棚に並び、いろいろ見ているだけでも楽しめます。
ドラクエアイランドのある「ニジゲンノモリ」には、他にもNARUTO、クレヨンしんちゃん、ゴジラなどの
テーマパークもある複合型アミューズメント施設。
中でもドラクエアイランドは、その一番奥に存在するということで、入口まで徒歩だと30分程度掛かるとのこと。
そこで、一日500円で乗り放題の、「トラム」に乗っての移動が便利です。
難波OCATまで約二時間、直通のバスに乗って帰路につきました。
昔夢中で遊んだテレビゲームの世界を体感する、とても楽しいひと時となりました。