※はじめての高崎線と沿線観光(1)からの続き
続いて向かったのは、高崎駅西口からすぐのところにある高崎タカシマ屋。
こちらの6階にある催会場で開催中の「志村けんの大爆笑展」を見に行ってきました。
このイベントのことを知ったのは、先日、ドリフターズでの盟友だった仲本工事さんが、交通事故でお亡くなりになったというニュースがきっかけ。
いろいろ調べているうち、事故の一週間前に高木ブーさんと同イベントを訪れたばかりだった、ということを知り、行ってみたいと思いました。
会場に入ってまず目にしたのは「志村けんの大年表」
彼の一生が年表の形式でまとめられていました。
中でも特に個人的に印象に残ったエピソードを、以下列挙します。
- お父さんは小学校の先生で厳格な方だったそうですが、お笑いを見ている時は別人だったのだそう。
それを見て「人を笑わせる仕事っていいな。」と思ったのだそうです。 - 実は「最初はグー!」を考案したのは志村けん。
- 「カラスの勝手でしょ」の歌に飽きたので歌うのを止めてしまったところ、
「あれがないと子供が寝ない」という苦情電話が殺到したのだそうです。 - スタッフがコントで頭を叩くための新聞紙を5枚用意したところ、いい音が出ないからという理由で、「新聞紙は3枚なんだよ!」とブチギレたのだそうです。
次にあった展示は、実家にあった所蔵品たち。
番組で使った台本、愛用した三味線、東村山市からの感謝状。
中でも特に印象的だったのは、お母さんの手作りのスケッチブック。
デビューした頃からの志村けんに関する記事などを集めて貼っていたのだそうです。
そして最後に、志村けんが演じた伝説のキャラクター達とそれに関する展示。
この展示から写真撮影もOKとなります。
それぞれのキャラクターの展示の側にはモニターがあって、そのキャラにまつわる往年のコント映像が放映されていました。(なお、モニターは撮影禁止)
志村けんは「笑いがなければ人は生きられない。だから僕は笑いを大事にしたい。」と行っていたのだそうです。
生涯「笑い」について突き詰めていって生み出されていった数々のキャラクターやコントは、いまだに多くの人達の心を惹きつけていると、実感するひとときとなりました。
その後、高崎を後にして、次に下車したのは熊谷市内の籠原駅。
駅から国道17号線沿いに東へと向かい、次の目的地である「おふろcaféハレニワの湯」へと向かいました。
「おふろcafé」の系列の一つである同施設は、大浴場とサウナに休憩所を併設する、いわゆるスーパー銭湯と呼ばれるもの。
ただ、一般のスーパー銭湯と一線を画すところは、施設毎に明確なコンセプトがあって、それに基づいた「映(ば)える」内装に設計されているところだと、個人的には解釈しています。
ちなみにここ、ハレニワの湯のコンセプトは「カラダと心が晴れる庭」なのだそう。
全体的に、「アウトドア」を意識したつくりになっているのが特徴的でした。
入館してまず最初の一時間は、サウナと数種類あるお風呂を堪能。
その後、館内をいろいろと見て回りました。
暖炉近くのソファやハンモックで寝そべったり、コワーキングラウンジで作業や読書に耽ったり、疲れたら仮眠室で休んだりと、いろいろ楽しむことができそうです。
今回は時間の都合で、2時間だけ滞在可能なチケットでの入場だったため、駆け足で一通り見て回る感じになりましたが、また機会があれば再訪してゆっくり過ごしてみたいと思います。