2026年4月12日、第1師団創立64周年・練馬駐屯地創設75周年の記念行事(通称「練馬師団祭」)が開催されるということを知り、その活動の一端を学びに足を運んできました。


目次
厳重な門をくぐり、満開の八重桜に迎えられて
入口では、厳重な手荷物検査が行われるため、検査を待つ人達が列をなしていました。
検査場の前には見事なピンク色の八重桜が、まるで私たちゲストを歓迎するかのように咲き誇っていました。
検査場の近くまで来ると、担当の隊員さんから、「~番に移動してください。」と案内されます。
なりきり自衛官!? 制服試着の貴重な体験


無事、手荷物検査を終え、展示エリアを歩いていると、自衛隊の制服の試着体験コーナーを発見します。
10時40分からの記念式典の時刻が迫っていたので迷いましたが、後から来てより混んでしまうのも嫌だったので、この場で試すことにしました。
3kgの防弾ベストと鉄帽を試着し、20kgのリュックを背負った状態で、記念撮影をしていただきました。
この場にいた隊員さんによると、この格好で35kmを歩く訓練を行うこともあるのだそうです。
本当に想像を絶するような世界です。
地響きと熱気 ―― 圧巻の観閲行進と訓練展示


試着体験を終え、記念式典が始まるグラウンドへと急ぎ向かいました。
が、やや手遅れだった様子。すでに多くの人達でごった返していました。
後から知ったのですが、どうやら、これが師団祭で一番盛り上がるメインイベントだったようす。
前もってリサーチしておけばよかったなと、若干後悔でした。
それでもまあ、ギリ見えなくはないと言った感じ。


現都知事などのお偉いさん方のスピーチが終わった後、音楽隊の奏でる力強い行進曲とともに、整然と進む隊員たちの観閲行進が始まります。
最後に通っていったのは、陸上自衛隊を象徴する最新鋭車両の一つである「16式機動戦闘車(MCV)」
ものすごい轟音を立てて通り過ぎていく様子が印象的でした。




そして、その後に行われたのは、訓練展示(模擬戦)
建物に立て籠もる敵を討ち、人質を救い出すというシュミレーションだったようです。
ものすごい轟音と迫力に、思わず泣き出してしまう子供もいたほどです。
普段の生活では決して触れることのできない「現場の熱気」を肌で感じ、平和を守るための日々の訓練の凄まじさを思い知らされるひとときでした。
自衛隊名物の「炊き出しカレー」―― 炊き出しの味に触れる




訓練展示(模擬戦)を見終えた後は、「装備品展示会場」へと移動。
先ほどの訓練などで見かけた車両などを、近くにいた隊員さんに話を聞いたり、AIで調べてみたりして、ゆっくり眺めていました。
そんな感じでAIと会話していたところ「練馬駐屯地カレー」なるものがあるということを知らされます。


隊員さんに話を聞き会場を教えてもらい行ってみると、配食開始の13:30の45分前にも関わらず、すでに250人程度並んでいるとのこと。
提供されるのが500食程度だそうなので、今並んどおかないと手遅れになりそう、かと言って45分もここで時間を費やしてしまうのも勿体ない。
ということで、どうしようか迷いましたが、結局並んで待つことにしました。




隊員の方々が一生懸命カレーを作るのを横目で見つつ、AIとあれこれ会話しながら、配食開始の時間を待って過ごしました。
どうやらカレーを作っている車両は、陸自最強の調理ユニット「22式野外炊具」と呼ばれているものらしく、移動しながらでも車内でご飯が炊けるように設計されているのだとか。
AIがずいぶん発達して、いろいろ勉強にもなるし、空き時間の暇つぶしにもなったりもする。
いろいろ便利になったものです。
配食開始となり、ようやくカレーにありつけたのは、結局14時15分。
味は、一般家庭で食べる、ごくごく普通のルーのカレーでしたが、これが被災地などで供給されたら、本当にありがたく思えるだろうなと考えさせられました。
隊員さんも本気!? 笑顔溢れる広場の交流
カレーを食べた後は、午前中、訓練、演習などを行っていた広場に戻り、各種体験イベントを見学。


基本、各種体験イベントは、子供が参加対象。
自衛隊員が参加する「鬼ごっこ」は、てっきり隊員さんが鬼になって子供たちを追いかけるのかと思いきや、なんと隊員さんが逃げる役割という意外な展開。
決められた範囲内を5分間逃げ通せるかどうか、というルールだったようですが、隊員さん全員捕まってました(笑)
鍛え抜かれた身体能力を活かして逃げるプロを、子供たちが全力で追いかけ回すという、なんとも平和で活気ある光景が広がっていました。
また、格闘体験コーナーでは、子供たちが一生懸命にパンチを繰り出し、隊員さんがそれをしっかりと受け止めている姿が確認されました。
史料館での記念撮影~エピローグ


最後は、駐屯地入口付近にある史料館を見学。練馬駐屯地に関係する貴重な資料の展示等がありました。
基本、史料館内の撮影はNGなのですが、唯一のフォトスポットで来訪記念の撮影をしていただきました。
この日、見聞きしたことの一つ一つが、「日本を守る」という使命感が根底にあってこそのものであると、改めて実感をした一日でした。
貴重な体験の場を提供いただいた隊員、関係者の皆様に、心から敬意を表したいと思います。