秋深まる常陸路の旅

2020年10月8日

10月最初の日曜日、ひたちなか~大洗方面へ出掛けてきました。

最初に向かったのは、「国営ひたち海浜公園」
ここでのお目当てはもちろん、「みはらしの丘」一面に生い茂る「コキア」

以前訪れたのは、もうかれこれ5年前。
その時は、真っ赤に染まった見頃の時期でしたが、今年は現在の情勢を鑑みてか、見頃の時期には整理券の予約が必要になる等の理由もあって、今回は少し早めの時期に訪れることにしました。

この時見たのは、一部が少し赤く「色づき始め」で、緑と赤のグラデーション状態のコキア。
紅葉のものもいいですが、これはこれでまた趣のある光景です。

小雨が降ったり止んだりする生憎のお天気でしたが、人もまだ比較的少なめで、ゆっくり見て回ることができました。

続いてひたち海浜公園から南進し、大洗漁港へと向かいました。
ここでのお目当ては「かあちゃんの店
テレビ等でも何度か取り上げられたことのあるお店で、「かあちゃん御膳」や「生シラス丼」などのメニューは、かねてより一度食べてみたいと思っていました。

ところが… 残念ながらお店はお休み。
店の前の張り紙を見ると、「10月5日から平日のみ営業します。」とのこと。
ずっと閉店していたがようやく再開、ということなのかどうかも定かではありませんが、いずれにしろ、当面土日は営業しないということであれば、しばらく訪問のチャンスはなさそうです。。

ということで、結局、その向かいにあった「カキ小屋」というお店でランチを摂ることに。
代わりにたまたま立ち寄ったお店ですが、かなり「当たり」なお店でした。

まず始めに注文したのは「刺身定食」
三種の刺身盛りは、どれも新鮮で美味。この分量で1000円は十分満足です!

定食を食べた後は、所狭しと並べられた海産物からいくつかピックアップし、「浜焼き」を堪能。
「焼きうに」はほんのり甘くまろやか、エビも大きくて身もほくほく。
中でも特に「ホタテの貝焼き」は、貝汁自体がまるでバターのような濃厚な味わいで、これで200円というのは、かなりお買い得な一品だと思いました。

ランチでお腹が満足した後は、「大洗サンビーチ」の近くにある天然温泉「潮騒の湯」を訪問。


「太古の化石海水」とは、なんとも大仰な表現ですが、太古の地殻変動で閉じ込められた、まるで化石のような古い海水が湧き出るということから、こう謳われているのだそうです。
濃い目の塩分が肌の表面を覆うことで、保温効果があるそうなのですが、入浴後しばらく体がぽかぽかした状態が続いたので、確かにその通りなのかもしれないなと実感しました。

ココロもおなかも満足の、秋の充実した休日の一日となりました。