世界の朝ご飯が食べられるというのがウリの、外苑前にある『ワールド・ブレックファスト・オールデイ』に行って来ました。
メニューは2ヶ月毎に変わり、本日から2ヶ月間は、ブルガリアの朝食がいただけます。
店は小じんまりとしていて、大体15名程度で満席といったところ。
しばらく待って出てきたのが、写真にある「バニッツァ」
卵とチーズ、刻んだほうれん草を挟み込んだパイ生地を渦巻き状に焼き上げたもの、「セルミ」という挽き肉を詰め物にしたトマト、山羊のチェダーチーズが掛けられたサラダなどが、どこか春の訪れを感じさせるように、プレートに彩り良く盛られています (*^^*)
食べ終わった後、店員さんからいろいろとお話を聞くことができました。
ブルガリアといえば、真っ先に思いつくのが何と言ってもヨーグルト。
でも実はこれ、かつて支配されていた隣国のトルコ語だった、とのこと φ(..)
実際は「キセロ・ムリャコ」というそうなのですが、ヨーグルトを日本に広めようとした明治が、日本では馴染みにくそうな名称だからと、却下したのだそうです^^;
こちらのお店、開店して半年ほどになるそうですが、スタッフの方々は4年程前からユースホステル(?)等で、さまざまな国の食事を作る「下積み」があったとのこと。
スタッフ全員で調理技術をシェアしたり、日本人好みの味にアレンジするなど、なかなか苦労することも多いようです (・・;)
これから向こう2ヶ月間は、ブルガリアにフォーカスし、日本に住む現地出身の方を講師に招いての料理教室、ワークショップなどを行うことも企画されているのだそうです。
また何かあったら連絡を、とお願いして、お店を後にしました (^^ゞ