「カレー活動」再始動の日

先週、日本橋にある「8109~edock~(エドック)」で行われた、手作りカレーを集まったお客さん達に振る舞うというイベントに参加してきました。

8109 -edock- 外観
8109 -edock- 内観

8109 -edock-」は、全国各地の日本酒を少しづつ、 リーズナブルに楽しめる立呑酒場。
ここでは、日替わりで店長さんが変わる仕組みになっていて、それぞれの曜日の店長さんプロデュースするイベントを、不定期で行っています。

ここには以前、「短眠」について学ぶイベントに参加した際に訪れたのですが、その時の一日店長さんだったひかりさんが、スパイスについて興味があるということで意気投合。
そこで今度、スパイスカレーのイベントをやるつもりなので、 カレーを作って欲しいと依頼され、今回の話となりました。

同イベントのために用意したのは、トマトとココナッツミルク等をベースにした「ケララチキンカレー」
昨年3月、代官山で行われた音楽イベントに「スパイスカレー研究部」の代表として参加した際に、50食を完売させたということで、自分のレパートリーの中でも特に自信を持っているカレーの一つです。

昨年3月の音楽イベントでの様子
50皿分 Sold Outしました

日本橋の会場に到着すると、自分の他にカレーを振る舞う立場のお二方のカレーがすでに用意されていました。
店長ひかりさんのカレーは、ほうれん草のペースをベースにした「サグカレー」
イベント日の数日前に行われた、オンラインの「スパイスカレー研究部」に一緒に参加していたのですが、その際に作ったのがこの「サグカレー」
その覚えたてのカレーを、一人でレシピを思い出しながら、前日夜2時までかかって作った苦心作とのことでした。
そしてもうお一方OZさんのカレーは、「海軍カレー」のレシピを基に、自家栽培の野菜、だし、野菜ジュースなどを加えて味付けしたという「オリジナル和風カレー」

ケララチキンカレー
上:オリジナル和風カレー
下:サグカレー

徐々に参加者も集まり、お店のお酒で乾杯した後、いよいよカレーを振る舞うことに。
3つのカレーをテーブルに置き、めいめい好きなカレーをよそっていただきます。

カレーが少なくなってきたところで、もう一品、秘密で用意していたスペシャルなカレーを披露。
用意したのは、今の季節に似つかわしい色どりの「ホワイトカレー
カリフラワーとマッシュルームのペーストをベースに、色の付かない具材、スパイス等で風味を付けた一品です。

ホワイトカレー
ベースを作る過程
⇒カリフラワーとマッシュルームをくたくたになるまで煮ます

人前でカレーを振る舞うのは、少し久し振りのことでしたが、「おいしい」とダイレクトに感想を聞けるのは、やはり嬉しいし、励みにもなります。
特に「ホワイトカレー」に関しては、自分でも作ってみたいので、ぜひレシピを教えてほしいと言われた方もいました。

人見知りの自分にとっては、こういう賑やかしい場って、実は相変わらず少し苦手なのだけど…
そんな私にとって、カレーは知らない人との距離を縮めるための、強力なコミュニケーションツールの一つ。

三種のカレーの合掛け
最後に参加者全員で集合写真

オフラインイベントのやりづらい今のご時世、そして個人的な事情もあって、しばらく遠ざかっていましたが、「カレー活動」によって得られる体験は、やはり自分にとってパワーになっているというのを、改めて感じるひとときとなりました。