先週末、皆で畑に集まって農作業のお手伝いをしながら、収穫したものを使って、スパイスカレーやおかずを作ってみようという、「スパイスカレー研究部」のオフラインイベントに参加してきました。
前回開催時から2ヶ月余り、あの時種まきした作物たちは現在どうなっているか、そろそろ気になっていた頃でした。
目的地の畑に着くと、まず、前回植えた作物たちがどう育っていったかについての説明を受けます。
とうもろこしは、思いの外成長が早かったようで、すでにほぼほぼ収穫が完了した状態になっていました。
ということで、調理用には、近くの別の畑で植えていたものを収穫して持ってきていただけることになりました。
枝豆の方は、ちょうど収穫可能な状態ではありましたが、畝の通路のところにまで夥しい数の雑草が生い茂っていて、まずはこの雑草たちを除去しなければならない、という状況でした。
そこで登場したのが、草刈り機「軽刈~る」君。(ネーミング(笑))
推進しながら、前面にあるハンマーで雑草をなぎ倒して刈っていくという機械です。
使い方のレクチャーを受けながら運転してみましたが、私の要領が悪いのか、「かるが~る」刈れるはずなのに、結構力を加えないとなかなか進んでいかない感じ。。
推進力が弱くなったら、まめにハンマーに溜まった雑草を取り除くとか、機体を上下に動かしながら推進させるとよいとか、いろいろアドバイスをいただきながら少しずつコツを掴み、何とか収穫に邪魔になる部分だけの雑草を刈り取ることができました。
私が草刈りを行っていた間、他の方は畑でできた野菜達の収穫。
枝豆の他、なす、とうがらし、きゅうり、トマト等を収穫できました。
ちなみに、前回植えていったスパイスたちは、残念ながらすべて発芽するまでには至らなかったとのこと。
ただ、別の日に植えていたというコリアンダーだけが順調に育っていました。
スパイスについては、種の業者を代えてみたりなどして、また近いうちにリベンジしたいとのことでした。
これらの作業を一通り終えたのが、ちょうど正午頃。
ここから前回同様、近所のスーパーに食材を買い出しに行く担当と、引き続き畑で作業する担当との二手に別れます。
私は引き続き畑に残り、これから育てていくという、ホワイトコーンの種蒔きの作業を行いました。
200個の穴のある育苗ポットに、一粒ずつ、(育ちやすいように)尖っている方を下にして種を植えていきます。
買い物班のメンバーが戻ってきたところで、調理を開始。
その場で考案されたメニューを一つ一つ作っていきます。
材料を切ったり、軽く炙ったコリアンダーをハンディミルサーでパウダー状にしたり(これが意外と重労働…)、かき混ぜたり、油で揚げたりと、少しずつ各工程に携わらせていただきました。
揚げ油の処理は大丈夫かな?という心配がありましたが、なんと廃油は畑の肥料として有効活用することができるとのこと!
ここでなら、気兼ねなく揚げ物料理もできそうです。
そして漸く、一通りの料理が完成!
この頃には、時刻はすでに16時前になっていました。
- 枝豆とコーンのキーマカレー
- きゅうりとじゃがいものサンバル
- トマトときゅうりのライタ
- コーン入りパコラ(インド風天ぷら)
やはり、採りたての野菜で作った料理はどれもおいしい!
いつもながら、その場にある食材を見て、即興でレシピを考えておいしく仕上げていく、メンバー達の知見にも感謝です。
個人的に特に印象に残ったのは、パコラに入ったコーンの自己主張さ加減。
採りたてのコーンって、火を通すとこんなに甘くなるものなんだと、コーンの甘さばかりが際立つ出来になっていました。
パコラは初めて作ってみましたが、機会があれば家でもリピートして作ってみたいと思いました。
食事を済ませ、一通り歓談、後片付けを済ませると、時刻は日も傾きかけの17時30分。
皆で集まって記念撮影を行って、畑をあとにしました。
農作業を体験し、採れた収穫物を使った料理に舌鼓。
夏の日のいい思い出ができました。