I’m back where I should be belong!

2020年12月26日

先日、「スパイスカレー研究部」主催の忘年会に参加してきました。

忘年会の場所は、今年1月にイベントでコラボして以来久しぶりにお会いする、カーンさんがオーナーを務める「ムガルカフェ

その時の投稿にも書いたのですが、そのイベントの2週間前に、駒込にあったお店が火事に遭って全焼してしまうという不幸な出来事が起こってしまいました。
1月のイベントは、カーンさんの娘さんが通っている巣鴨の国際幼稚園のオーナーさんに場所をお借りして、予定通り執り行われることになったのですが、それから一年も経たないうちに、なんともうすでにカーンさんは、新しいお店を早稲田大学近くの場所にオープンさせていました!

この場所は元々、ネパール人がオーナーのカレー屋さんがあって、閉店となってしまいテナント募集していたそうなのですが、それを見つけたカーンさんが気に入って、ここで新たなお店を開こうと決意されたとのこと。
前オーナーの建物の管理がやや杜撰だったこともあってか、あちこちリフォームをせねばならず、その過程では南京虫が大量発生したなんてこともあって大変だったそうですが、そんな苦難を乗り越えて今年の7月に再オープン。
水色を基調としたお店には、カーンさん一家のこだわりが垣間見える、さまざまな手作りのオブジェ等で飾られていました。

そんな生まれ変わったムガルカフェに、研究部のメンバーが続々と集結。
ここ最近は、ずっとオンラインでのイベントにシフトしていたため、お互いに直接顔を合わせるのも、それこそ1月のイベントの時以来ぶり。
さすがは研究部のメンバー、今どんなカレーにハマっているかとか、どんなカレーを作ろうとしているかとか、それぞれのスパイスカレー談義に花が咲きます。

そうこうしているうちに、ムガルカフェ自慢のメニューが次々とテーブルに運ばれてきました。

ビーフブナカレー
パラタ
ラムチョップ(確か?)
デザート(名前ど忘れ^^;)

現在、カーンさんは自分のお店以外に、茨城にある知り合いのお店にお手伝いに行かれることもあるのだそうですが、そのお店はムガルカフェよりも規模が大きいので、一部の料理はそこで仕込みを行ってからこちらに持っていくということもあるのだそうです。
機会があれば、ぜひその茨城のお店にもお邪魔したいものです。

一通り食べた後は、特別に「ビーフブナカレー」の作り方を教えていただけるということで、皆厨房の方に集結。
そこはさすが研究熱心なメンバー達。厨房にはあっという間に黒山の人だかり。
材料やスパイスを投入する順番、タイミングは、これまで自分達が定石と思っていたものとはかなり異なっていて、本場ではこんな風に作るものなのか、と勉強になります。

カレー屋さんが何種類ものカレーをお店で提供できるのは、玉ねぎやトマト等を炒める、どのカレーにも共通している「ベース」の部分をあらかじめ作っておいて、そのベースを基にオーダーのあったカレーを作っていくから、とのこと。
普通のカレー店だと、用意するベースはせいぜい2~3種類なのだそうですが、カーンさん達は、なんとそれをいつも8種類作っているのだとか😮
これだけこだわり持ってやっているのだから、絶対うまく行かないワケがないと、強い信念を持たれているようです。

個人的には、今年3月に旅先で大ケガをして入院し、さらにその後も2ヶ月近く仕事がなく無給状態が続いたということもあって、スパイスカレー研究部の活動もしばらくお休みせざるを得ない状況となっていました。
最近また、人前でカレーを作る縁もあって、ようやく先月末にまたやってみようと研究部への復帰を決めたばかり。

I’m back where I should be belong!
ようやく、自分の居るべき場所へと戻って来れた。
それを実感するひとときとなりました😀